USB規格に影響を与えないでUSBを使いやすくする方法

USBっていうのは、一般的にAタイプのコネクタが長方形の形状である。このコネクタは「Standard-A」とよばれる。長方形かつ表裏があるという構造で、一見で表裏が分からない。一応、Aタイプのコネクタはminiやmicro等複数規格あって、こちらは表裏があるのだが、なぜかあまり使われていない。
Aタイプコネクタと対をなす、Bタイプのコネクタは、よく使われるコネクタが複数存在し、すべて表裏がはっきりある形状をしている。

散々言われていることだが、Aタイプコネクタ(Standard)は表裏が分かりづらいので、事前にオスもメスも方向を確認しないと、5割以上の確率で挿し間違える。5割ではなく、5割以上である理由は、正しい側でトライして、ささらない場合がよくあるからだ。だからこんなものがある。
iBUFFALO どっちもUSBケーブル(A to microB) ブラック 0.2m BSMPC15DU02BK
このケーブルなら、どちらでもささってくれるので楽ではある。しかし、こんなケーブルをすべての機器で使うのは現実的ではない。
簡単な解決方法が一つあって、「Aタイプのケーブルを挿す時、親指があたる部分に出っ張りをつけ、出っ張り側を表とする」というものだ。表裏が端子自身の形状でわからないのであれば、端子以外の部分でわからせればよい。既存のUSBケーブル用には「でっばりを付加するシール」を貼ればよいだろう。あとはAタイプ側の機器の、どちらが表か覚えればよい。

メーカーにはぜひ対応してもらいたいと思う。
こんとんじょのいこ