Windowsでコピー可能な意外な項目

Windowsを使用する上でなくてはならない機能、ctrl+cによる選択項目コピーだが、意外なものがコピーできることがある。

メッセージボックス

画面上にメッセージボックスが出ている場合、メッセージボックスにフォーカスを当てた状態でctrl+cを実行すると、メッセージボックスの内容が「テキスト」でコピーされる。画面キャプチャよりも便利なので、覚えておくと良い。


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タイトル
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てきとうなメッセージ
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はい(Y) いいえ(N)
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メモ帳に貼り付けて、エラーメッセージだけ抜き出せば、あとはGoogleさんなり、生成AIさんなりに、エラーメッセージを使って問い合わせれば良いのだ。

IPアドレス

WindowsIPアドレスを設定する場合、第一オクテットから第四オクテットまで、4つに区切った状態で設定する。実は、IPアドレス欄のどのオクテットにフォーカス当てても、ctrl+cで、フルIPアドレスがコピーされる。


192.168.2.10

さらに言えば、ドット区切りのIPアドレスをコピーして、いずれかのオクテットにフォーカスあてて貼り付ければ、ちゃんとIPアドレスがフルで貼り付けられる。

10.10.100.1

IPアドレスが管理表に記載されていて、その通りに設定しなければならない場合に、コピペできるのは、作業ミスの軽減という観点からもよいことだ。*1

この2つを知るだけで、システム管理者はなんとなく楽になる風味なのではないかと思ったりしたりした。

*1:まあ、個人的には管理表に「IPアドレスを設定するスクリプトを自動生成する」ような仕組みを用意するけど