ヤマダ電機の店員に商品知識を問うのは難しい

理想のキーボードを追い求めてやまない、4000年の歴史を持つ我がキーボード研究会は、日夜キーボードを探してコンクリートジャングルをさまよっているわけだが、本日11時頃、たまたまヤマダ電機総本店にたちよったところ、理想に近いキーボードを発見した。

ちなみに、我がキーボード研究会の理想とは、Apple製のフルキーボードから、有線ケーブルを取り払って、Windows用キーボードの配列にしたものだ。

SONY製Bluetoothキーボードが理想に近かったが、Bluetooth無線が途切れ易く、途切れた瞬間に押下していたキーが、押されっ放しになるという致命的な不具合があるため、メインで使用できなかった。また、無線という構造からBIOS画面の設定が行えず、BIOSパスワード入力やドライブ暗号化パスワード入力を行う場合には、向かないキーボードであるという結論を得た。
さて、ヤマダで見つけたLOGICOOLのK750というキーボードであるが、打感がよく、アイソレーションキーボードで、pageup/pagedownが単独キーとして存在*1して、右ALTがあって*2、テンキーがついていて*3、エンターキーが変な形状していない*4。マウスキーが無い点が気になるが、個人的にはあまり使用しないキーなので、形状は完ぺきに近い。
最近の無線キーボードには、無線のレシーバがusbとのメディアコンバータとなっていて、あたかも有線キーボードのように使用できる機種があるらしいと知っていたので、該当する製品なのか品定めする。サンプルの付近には仕様が書いてなかったので、現品を探す。
サンプルに貼ってある現品を探すための番号(107)と、その番号がついた現品を比較すると、明らかに違うキーボードだ。
そこで店員が声をかけてきた
店「なにかお探しですか?」
俺「サンプルと現品が違うようなんですが」
店「サンプル側の番号が間違っておりました、109が正しい番号です」
いや、そこは間違っちゃまずいだろ、お客さんが番号を信用して誤ったキーボードを買ったらどうするんだ、とは思ったものの、まあありがちな間違いではあるので、特に気にせず正しい109番のキーボードを確認する作業に取りかかった。

先の店員が「何かご不明な点ございますか」と聞いてきたので
「このキーボードは無線接続のようですが、BIOS画面で使えますか」と聞いたところ、どうもBIOSという言葉がわからないようだった。
「OSが起動する前に使えますか」と聞いたところ、「確認して来ますので少々お待ちください」とのことだった。
しばらくすると戻ってきて、「無線キーボードはOS起動まで使用できません」という一般論的回答をもらった。まさか一般論からでた疑問に対して、その一般論を返されるとは思わなかった。この店員、製品仕様を調べないで、自分より詳しい店員に聞いただけだな・・・。
実は店員が確認しに行っている間に、キーボードの仕様を確認した結果、このキーボードはBIOS画面で使用できると確信していたので、その店員から離れて、webで確認してみた。案の定使えそうじゃないか。
しばらくその店員を観察していると、誤った番号シールを張り替えようともしていない。*5だめだこいつ、早く(ry
ということで、販売員別売り上げに貢献したくなくなったので、その販売員に見つからないように、こっそりとキーボードを買って帰った*6。総本店の店員の商品知識がこの程度なのだから。他の店舗の店員のレベルは、推して知るべしといったところだ。

ちなみにキーボードは問題なくBIOS設定画面で動作した。

*1:何故かFnキーと矢印キーで代替しているキーボードが多い

*2:右側ALTが無いとVirtualPCの操作時不便

*3:業務上数値入力が多いので必須

*4:アイソレーションキーボードはENTERキーがSHIFTキーと同じような形状をしていたりする

*5:ちなみに7月28日に別件でヤマダにいった際、番号が張り替えられているか確認したところ、張り変わっていなかった

*6:ヤマダ電機で販売員別売上を集計しているかしらないし、集計方法もしらないが。