すべてのモバイル機器はUSBに集まる

現在300g以下のモバイル機器というものは基本的にUSBにてPCとつながる。また、給電目的において、USB接続を一切行えないモバイル機器というものは(モバイルPCを除いて)非常に考えづらい。たとえばPSP/DS/携帯電話/iPod/デジカメなどが例として挙げられる。
家庭のコンセントの一部がはじめからUSB化することもそう遠い未来の話ではない。そうなったときに備えて、モバイル機器においてはUSBの定格電圧/電流を充電元にできるようにデバイスを設計する必要があると思われる。
そのような時代において、USB出力を備えた充電器とUSB端子からの充電ケーブルは非常に重要だ。ユーザの負担をできるだけ軽減するためには、USBケーブル一種類持っていればすべて対応できるような状況が理想である。
各メーカの対応状況は以下のようである。
まず任天堂だが「何を考えているかわからん」。DS/DSLite/DSiのすべてで充電用ポートの形状が違う。しかも、すべての形状が汎用的なUSB形状から逸脱している。家族で複数のDSを所有している場合を考えろよ。
次にSONYだが非常にまとも。PSPにせよデジカメにせよ音楽再生機にせよMINI-B形状にほぼ確実に対応している。また、専用充電器による充電にも対応している、すばらしい。
APPLEは比較的マシ。汎用的な形状ではないが、APPLE製品の中では上位互換性が保たれているように見受けられる。
携帯電話も汎用的な形状でない。FOMASBMが同一のケーブルを用いて充電できるのに対してAUだけ形状が異なっているのは最悪だ。会社用の携帯電話と個人用の携帯電話の会社が異なるときに、充電方法を2通り用意するなんて正気の沙汰じゃない。

デジカメについては正直あきらめた。こんなにメーカー別に多種多様なI/F作って誰が得するんだ。もう髭剃り商法やってる場合じゃないだろう。

というわけで、日々持ち歩いている充電ケーブルは以下のとおり。MINI-Bに統一してくれ・・・・。

ちなみに、巻き取り式は基本的に断線しやすい&壊れやすいので注意。あまりにやわなケーブルはやめておいたほうがいいだろう。またarvel製は比較的壊れやすい気がするのでやめておいたほうがいいかもしれない。

日々持ち歩いているUSB充電器はこれ。5000mAhで最強。

日々持ち歩いているeneloop単3/単4電池充電用

AC/USB変換

いずれはMini-Bに収束していくものと推測される。頼むから充電ポートで思い付きの形状を作るのはもうやめてくれ。