東北地方太平洋沖地震についての個人的なまとめ

・出張先にいた
青物横丁あたりにいた。いやはや出張先で地震にあうことがこれほど心細いとは。もし同じ会議に同僚が出席していなければどうしていただろう。
ワンセグ最強
放送の有効性を実感した。双方向性を無視して良いというすばらしさ。ラジオかワンセグ(+バッテリ)は常に持ち歩くべきだろう。
PHS最強
地震から1Hほど経過したら、品川ではdocomoが圏外になっていた。AUは繋がっていた。電話ができないのは構わないが、ネットにつながらないのは非常に困った。一方、勤め先ではdocomoが繋がり、AUが繋がらなかったとのこと。場所によって繋がる・繋がらないが通信会社によって顕著だったようだ。そんな中、willcomは最強に繋がっていたようだ。年間2万円のお守りとして、購入を検討すべきかもしれない。
・バッテリー最強
いつも災害に備えて、eneloop系のUSB出力バッテリを持ち歩いている。更に、携帯電話の予備バッテリを2個持ち歩いている。これは本当にお守りとして心強かった。ワンセグの弱点は電気の消耗が激しいところだが、全く気にせずに使い続けられた。
・mobile Googleマップ微妙
GPSは働いていても、ネットにつながらなければmobile googleマップは使い物にならない。ただし、おそらくdocomoが「電話回線」より「ネット回線」という策を講じたため、ネット回線接続は22:00頃復旧したので、そこからは重宝した。オフラインでも使える電子地図があれば非常に有効だっただろう。
・店じまいが早い
外は寒かったので、ヤマダ電機にいたところ「本日は19:00で閉店します」というアナウンスが流れてきた。まあ、モノ買わない客がおおかったから、営業的な施策としては正しいだろうし、社員を優先したということだと思うが、ヤマダファンを獲得するチャンスをみすみす逃していると感じた。
カラオケボックス最強
飲食店は早々にしまってしまい、寒さをしのげるところとして考えた結果「カラオケボックス」がすぐに頭に浮かんだ。そこで3時間程度時間をやりすごした。夕食もとれたし、同僚のケータイの充電もできた。ありがたかった。
東海道新幹線最強
帰れなくなったが、品川の近くだったことが幸いした。東海道新幹線は動き出したので、新横浜近くの知り合いの家に泊めてもらうべく、品川駅まで歩き、新横浜にいった。新横浜からタクシーか徒歩で知り合い宅に向かおうとしたところ、何といいタイミングで、横浜市営地下鉄が動き出したので、知り合いの最寄り駅までたどり着くことができた。
・スニーカー置いておけ
職場にスニーカーは必ず置いておくべきだ。今回は出張だったので役に立たなかったが、職場から歩いて帰らなければならない場合、スニーカーの有用性は非常に高い。
・懐中電灯もっておけ
今回は真っ暗な状態を経験しなかった。しかし「段差 in the Dark」に備えて、懐中電灯は必ず持ち歩くべきだとおもった。
・ケータイゲームで安否確認
意外なことに、肉親以外の安否確認に最も活躍したのが、ケータイゲームのコロプラだった。ゲーム内時間が現実時間と完全にリンクして止まらない仕様なので、一定時間おきにユーザはアクセスし、その形跡がログとして見える。同じゲームをやっている知り合いの安否確認には最大の効力を発揮した。まあ、友人が気仙沼にいることを示すログが、地震直前に記載されているのを見たときには不安が大きかったが。