驚異のDTI

インターネットへ常時繋がっていることはいまや当たり前だ。しかし、例外が2つある。一つは地域の問題で、もう一つは停電時の問題だ。
地域の問題として個人的に挙げられるのが、実家が驚異的な田舎であるという点だ。emobile/willcom(もちろんwimaxなんて論外)が繋がらない。また、実家の人はインターネットなんぞ全く利用しないので、ADSLすら引く意味がない。選択肢としては3Gしかないが、正直つなぎ放題は高すぎるし、制限がきつすぎる。
停電というものはまったくもって想定外であったが、輪番停電が現状において発生しつつある。ONUやルータが電力供給なしで動くはずがないので、停電とともにネット回線も途切れることは自明だ。UPSを購入するという手もあるが、そもそもUPS自体が輪番停電などということを想定しているわけがない。UPSは停電が一度発生するたびに寿命が短くなる装置だし、またそれほど長い時間電源を供給できるわけでもない。
自宅のPCは基本的に「ノートPC」を使っている。よってPCはバッテリで数時間使用できる。上記2点をクリアするため、バッテリで稼働する3Gの安価なネットワーク回線がほしいというのが、ここ2週間の漠然とした希望であった。

DTIが月額3610円*1で、docomo3G回線経由&公衆無線LANのインターネット使い放題プランというのをはじめた*2。さっそく契約したところ1週間もたたずにモバイルルータタイプが届いた。

とここまでが前置き。

実際に届いた機器はnetindex社の「NetIndex Mobile Router RS-CV0C」という機器。大きさは2つ折りの携帯電話を閉じた状態より一回り小さい程度。さっそくセットアップを開始した。
以下手順。

  1. 蓋開けて電池を入れて蓋閉じる。
  2. ノートPCの無線LANアダプタのTCP/IP設定を、192.168.1.2/24〜192.168.1.254/24あたりに設定するかDHCP設定にして、802.11gで「RS-CV0C_」で始まるアクセスポイントに接続する。
  3. ブラウザで192.168.1.1に接続するとRS-CV0Cの設定変更画面になる。設定変更する*3

まったく簡単だ。いやほんとすごいよ。ここまで契約⇒機器設定⇒使用が簡単で、接続性が高くて、そこそこ早くて、接続料がこんな金額なんてありえへん。正直emobileとか競合しまくりだが、サービスのレベルでは段違いにDTIが高い。放置しておくとemobile死ぬんじゃね?

*1:2980円+レンタル機器630円

*2:DTI ハイブリッドモバイルプラン

*3:最低限無線LANのセキュリティとマスターパスワードの変更を行う