いつも持ち歩いているツールを紹介するよ(H/W編)

まあ大体において、「今これが必要だけど手元にない」っちゅー状態は、システム屋さんを長くやっていりゃやっているほど経験する。それはソフトだったりハードだったりするわけだが、ソフトについてはデバイス一個でどうにでもなったりする。問題はハードだ。
というわけで、持ち歩いていて良かったハードを「良かった度が高い」順に紹介しようと思う。

1位 USB給電のハブ
ハブが必要な場面っていうのは思いのほかたくさんあるが、持ち歩くにあたって問題となるのが、その重さだ。本体はともかくとして、ACアダプタがかさばってかなり重い。USB給電のハブは、この問題の最適解だ。LANケーブル2本を合わせて用意しておくとなおいい。

2位 USBポートをLANポートに変換するアダプタ
LANポートがだめになった時点で、サーバやPCは役割を果たせなくなる。また、LANポートはマザーボードに直接のっかっている場合が多いため、LANポートの故障は即ち、マザーボードの交換となったりする。この場合の時間稼ぎに使えるのが、USBポートをLANポートに変換するアダプタだ。応急処置用として一つ持っておくといいだろう。

3位 モバイル用充電器

モバイル機器は「必要とされる成長速度に化学の成長が追い付かない」分野だ。ここでいう化学というのは、バッテリーのことで、重量当たりの充電量は進歩してはいるものの、消費電力の伸びには全く追い付けない。よって、最近のモバイル機器は一日で充電が切れてしまうことは当たり前になっているのだ。充電を忘れた時点で電話が使えなくなってしまうのを避けるために、モバイル用充電器は、電池式のものとACアダプタ式のものを用意しておくといい。移動中は電池式、移動先ではPCのUSBポートか、ACアダプタ式の充電器を使用するといいだろう。

4位 USBケーブル

A-miniB、A-microBを用意しておくといい。万が一に備えるなら、A-Bも用意しておけばいいが、まあ使わないだろう。注意点としては、巻き取り式を使うなということ。巻き取り式は一見便利そうに見えるが、断線が発生しやすく、いざという時に役立たない可能性が高い。太くて短いケーブルを使うことを推奨する。

5位 カードリーダ・USBハブカードリーダは万能なものほど良いし、小さければ小さいほど良い。CFを読めるか読めないかによって、全くと言っていいほど大きさが変わってくるので、CFを読める必要があるのか考えてから購入しよう。ちなみに、少し古いシステムでは、CFはその物理的耐久性から、結構使用されている。


まあ、このほかにもSATAケーブルやらminiキーボードやらいろいろあるわけだが、使用頻度は非常に低いので除外。買っておくといいかもしれないとか思ったりしたりしたりした。