ついに ねんがんのWR8700Nをてにいれたぞ!

「個人用の無線LAN機器はNECアクセステクニカ製に限る。*1」というのが、4000年の歴史を持つわが研究所*2の結論なわけだが、そんなNECアクセステクニカから、待望の「2.4GHz帯も5GHz泰も11n対応で同時使用可能」という製品ことWR8700Nが発売された
我が家にとっては「どちらもつながる」というのが非常に重要だ。なぜなら、ご近所は魔の2.4GHz地帯で、無線LAN機器がちょっと探しただけでも10以上見つかってしまうような、バーミューダトライアングル的な恐ろしい地帯なのだ。2.4GHz帯で、およそ近所で干渉せずに使用できるチャンネルがない。5GHz帯は近所で全く使用されていないようで、まったくもって干渉しない。本来だったらすべて5GHz帯で構築したいところだ。
しかし、2.4Ghz帯でなければつながらないという機器が、ゲーム機をはじめとして結構存在するため、2.4GHz帯を捨てるわけにはいかない。というわけで、両周波数帯の同時利用が可能で11n対応のNECアクセステクニカ製の無線LAN親機を11か月ほど待ちわびていたわけだ。
無事に入手したということで無線LANの設定を開始する。
おお、両周波数帯共にマルチ(とはいえ2つづつだが)ESSIDに対応している。これで2つ目のESSIDをWEPにして無線LAN環境脆弱性発生装置も無線を使用できる(とはいえ、WINNY/PD/SHARE用のIPアドレス偽装装置になるのはまっぴらごめんなので、2個目のESSIDは使用しない設定にした)。
さて、無線LANの設定といえば近年は簡単設定(AOSS、らくらく無線スタート等)というものが存在し、十分な信頼性を確保できているようなので、それでやってもいいのだが、残念ながら職業が企業向けの機器のセットアップを行うような「保守系技術者」であるので、復習として手動設定することにした。ただし、少なくとも知人の無線環境をセットアップしてあげる場合は、簡単設定でおこなうといいだろう
設定が完了し、接続を試みると即つながる。最初はノートPCで2.4GHz帯接続をおこなったが、リンク速度が130Mbpsしかでやがらねえ。さすが干渉地帯。しょうがないので5GHz帯に変えるとリンク速度が300Mbpsになった。めでたい。
さて、リンク速度がこの程度出るのであれば、REGZANAS録画が、無線LAN越しに行えるのではないか。ETHERNET-無線LANコンバータをREGZA側で使用し、無線親機にNAS装置を付けて録画を試みる。全く問題なく録画ができた。すばらしい。

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最後に全然関係ない話。かなり昔から、VISTAの共有ファイル検索が遅いと思っていたら、使用するプロトコルの「IPV6」のチェックをはずすだけで、驚異的に速くなった。俺の時間を返せ。

*1:corega製品とPLANEX製品とIODATA製品は安いが、精神衛生上お勧めしない

*2:大嘘ロングビーチ