(寝坊を完全に防ぐのは)難しい

半年前位に、寝坊で客先に遅れた社員がいて、それについて社内のお偉いさんが「どう防ぐんだ」とかわめき散らしていたのが非常に滑稽だった。数千人の社員がいれば、たまには遅刻するやつもいるだろう。例えば1000人が250日働けば25万人日だ。25万人日なら100回くらい寝坊があったって不思議じゃないよと思う。

こんなのは個人に対してのマネジメントで解決する話じゃない。また、寝坊を0にすることは不可能だし、寝坊を検出することも難しいだろう。それこそある時間帯になったら強制的に目が覚めるような薬物を血管に流し込むような仕組みや、個人にSIM付きのGPSを埋め込むなりすれば可能かもしれないが、寝坊で発生するデメリットと比較して全く見合わないだろう。

寝坊のリスクに対して会社が可能なことは「疲労の軽減」しかない。疲労軽減させたところで、寝坊リスクは完全には無くせない。無くせないリスクは受容するしかないし、ごく低確率で客先に遅れることは、受容できないリスクではないだろう。

もうね、バカとしか言いようがないねホント。