インターネットの非万能性を利用する

インターネットは情報の収集において、万能ではない。
分母が十分に大きい情報は比較的容易に取得可能だ。しかし分母が一定以下の場合そんなものはこの世に存在しないのではないかと思うほど情報が無い(閾値は不明)。

Linuxの情報をネットで収集する場合、圧倒的に分母が大きいため容易に情報を取得できる。たとえば設定例、使用例など「事前の検討」や「実装」に必要な情報は、非常に得やすい。Windowsも同様だ。
だがミドルウェアになると一般的なもの(DBとか)でも情報件数のオーダーが減少し、マイナーなミドルウェアになると、情報が一件も引っかからないということが珍しくない。

少なくとも自社製品の汎用的なミドルウェアの情報は、カタログの内容以外もWebに載せておけば、他社の競合製品との競走上、非常に有利だと思うんだが。それによってコールセンターのリソースも食わなくなるから、電話窓口費用削減の解決策になるし。