とあるネカフェの最適化行動

数年ぶりに池袋のジュンク堂に行ったのだけれど、書店は時間を忘れる場所なのでつい長居してしまい、池袋駅に戻ってきたらヘトヘトになっていることに気づいた。

カフェで休憩してから帰ろうと思ったのだけれど、この暑さと、インバウンドだかなんだかで、やたらと混んでいる。まあしょうがないので、諦めて帰ろうと思ったが、ふとネカフェってあまり行ったことないなと思い、何事も経験なのでネカフェに寄ってみた。

個室入場料金1時間550円とのことだったので、下手すると一般的なカフェより高くつくなあと思ったのだけれど、入場してからネカフェは本気出してきた。店舗によって異なるのだろうけれど、このネカフェはドリンク飲み放題タダ、カレー食い放題タダだったのだ。

部屋は死ぬほど狭いので、気持ちはリフレッシュされないのだけれど、食事と飲み物と足を休める場所とで体力は回復した。

しかも、滞在時間が30分のプランまであり、個室でなければ最低価格200円。このプランでもフリードリンク、カレー食べ放題。ここまで来ると意味がわからない。

 

多分ネカフェって、短時間で低コストに体力回復するという目的であれば、最適な場所なのだと思う。いやとにかくすごいね。設備がお金を産まない時間を、極限まで減らすための採算設計なんだろうけれど、原価割れサービスの最たるものじゃないだろうか。

 

逆に言えば、正直長時間いる場所じゃない。ホテルやアパートがわりなんてもってのほかだ(個人の感想です)。なんというか、超高齢化社会になったディストピア*1感がすごいのだ。

*1:科学の発達で人が死ななくなった時代の人管理方法っぽい