血液型別性格判断に対する効率的な否定方法は

血液型と性格に明らかな相関関係があると信じている日本人は多い。ここまで一般化されてしまうと否定することは困難であるし、否定すること自体が空気を読まない行為として、緩やかな拒絶を受けるだろう。
もはや、ローカルなコミュニティー内で血液型別性格診断を否定するということは、それを信じている人がそのコミュニティーに2人以上いた時点でほぼ不可能だ(2人存在すると同調が発生する)。
だが、血液型別性格判断については否定されるべきだ。最も大きい理由は血液型と性格に関係があるという意見は差別そのものだからだ。
人の意見を変える場合、罪悪感や嫌悪感を感じさせるのが効果的だ。日本人が嫌悪感を抱く差別は「肌の色」による差別だろうから、この差別と対比させることで、嫌悪感を感じさせることによって人々は意見を変えるのではないだろうか。

肌の色が性格を決定する大きな因子であるかという問いと、血液型が性格を決定する大きな因子であるかという問いを対比させ、それを広報することによって血液型別性格判断は効率的に否定されるだろう。

とか思った。