google様の計算機が、温度についてわかりづらい結果を返す件について

アルファルファ/モザイクを見ていたら、温度の加算について記載されていた。まあ良くある勘違いなんだが、コメント欄に衝撃の記載があった。
40℃+60℃を計算すると、google様は「373.15(摂氏)」を返すというのだ!!!!・・・って正しくね?
まず0℃+0℃をやってみた魚拓)。結果は273.15(摂氏)でケルビンという視点に立ち、+が温度上昇を表す(平衡を表さない)場合、正しい値だ。0℃は273.15Kであって、google様は一旦ケルビンに戻した後、加算し、さらに摂氏に戻している。
0℃(→273.15K)+0℃(→273.15K)=273.15℃(←546.3K)

次に、40℃+60℃をやってみた魚拓)。同様に正しい気がする。
40℃(→313.15K)+60℃(→333.15K)=373.15℃(←646.3K)


しかしだ。正しいにしても、非常に混乱を招く結果だ。通常5℃気温があがったという場合、もとが20℃であれば25℃を示すだろう。日常、われわれは特に意識せずに、絶対的な温度と相対的な温度を同じ表現で使用しているため、こんな混乱が発生するのだと思った。
つまり、google様が悪いんじゃなくて人間が悪いんだよ!
な、なん(ry

ところで気温が2倍という表現が当たり前のように存在して絶望した。この人たちは、0℃と1℃を比較するとき、どんな表現を用いるんだろうか。