(物理的に)耳の痛い話

人間の備えるセンサー(五感)のうち、視覚、聴覚、味覚、嗅覚は頭部にしか存在しない。さらには「酸素」「水分」「栄養」の摂取も頭部からしか行えない。

センサーや、摂取口は極めて重要な器官であって、しばしば何らかの形で補助か保護される。視覚なら眼鏡、サングラス、聴覚なら耳栓、補聴器。イヤホン、嗅覚および酸素の摂取においてはマスクなどだ。問題は、どの保護装置も、着用を「耳の形状」に依存していることだ。

最近自宅に到着して、イヤホンとマスクを外そうとした際に、イヤホンとマスクと眼鏡が干渉して、うまく外せないという事象が発生する。これは、これらの保護装置がすべて「耳の形状」に依存しているから発生するのだ。ということは、もしも耳がなくなってしまった場合、センサー保護がまともに行えなくなることを意味する。

なんとなくだが、耳に依存しない不織布マスクがあったほうがいいんじゃないかなと思ったのであった。いや、不織布マスクを耳にかけないような補助装置の存在は知ってるんだよ。それを使うと人生が複雑になりすぎる*1気がするので。

*1:管理せにゃならんデバイスが増えるのは嫌なので