docomoのバックアップソフトの設計が微妙

スマートフォンdocomoと契約して使用している。
docomoと契約したスマートフォンの場合、docomo製のアプリがついてくる。例えばキャリアメール(docomo.ne.jp)の送受信を行うソフトがインストールされる。まあ、大体のソフトはdocomo社が土管屋(データの経路を提供するサービス)であることに満足できず、その他の利益を上げたいがためのソフトで、普通の人は一度も使用しないようなものだ。
ただし、電話やメール周りについては重要なソフトがいくつかあり、その代表がデータコピーソフト(バックアップソフト)である。sdに対してキャリアメール、アドレス帳などのデータを定期的にバックアップできるソフトだ。私は週一回バックアップを行う設定にしている。
このバックアップソフトには非常に微妙な設計がある。「バックアップソフトが更新されるとユーザにより使用許諾を要求する」という点だ。問題は、この使用許諾に対して許諾操作を行わないと「バックアップを実行してくれない」という点だ。週一回のバックアップは起動するものの、使用許諾がないため失敗する。
ユーザが手動で実行するアプリならまだしも、自動実行されるアプリが、更新後のユーザの使用許諾を受けないと実行されないなんてありえない。

もう一つ問題点があって、ブックマークがなぜかバックアップ対象になっており、対象から外せない。外せないだけならまだしも、バックアップ対象が存在しないと「バックアップエラー」と判定してしまう。よって、docomoのバックアップは常にエラーする。

↓バックアップ対象にブックマークがあるが

↓グレイアウトで外せない

さらに言えば、docomo提供のソフトはGooglePlay経由のアップデートではないので、バグ情報をメーカーに送信できない*1
docomoという会社は、少なくともソフトについては体制を含めてろくでもないと思う。

*1:送信できるのかもしれないがその方法が明確でない