web化は避けられない

部署で使っている業務日報の支援ツールは、極短期間での作成の必要があったため、私がaccessを使って今から8年位前に製造した。
用件定義から設計、製造まで一人で行ったので、まあまあ効率よく作業は進んで、妥当な納期で妥当な機能を提供できたと思っている。
全く問題なく今も使用されているこのツールだが、プラットホームのaccessについては流石に使い辛さを感じるようになって来た。
当時Access2000で作成したこのツールは、2003、2007では軽微な修正で互換性の問題を乗り越えられたのだが、2010になって致命的な互換性の問題が露呈した。カレンダコントロールが使用できなくなったのだ。
取り合えず、修正を行ったのだが、WindowsXPWindows7が混在し、Access2003/2007/2010が混在する現在の環境では、単一ツールで問題を解決できない。カレンダコントロールの代替機能は、WindowsXP環境には標準で存在しておらず、また機能を提供するためのocxをいれ込んだとしても、Access2003環境では動作しないのだ(多分)。
となると、フォークせざるを得ない。今回はたまたま分岐2つで済みそうだが、今後はどうなるかわからない。
以上を踏まえて、そろそろwebアプリ化すべきだろうな、と感じている。取り合えず、ブラウザがJSを使わなくなることは考えられないし、マイクロソフトIISや.NETframeworkを使わなくなることも考え辛いので、aspxでどうだろうか。
残念ながら、aspxにも問題がひとつある。「当部署にわかる奴がいないので引き継げない」。
まあ、aspxがわかるweb屋さんはこの世にたくさんいるので、最悪そちらに任せちゃえばいいと言うことで、次のAccessバージョンアップまでには、方向性を決めちゃいたいなと思ったりしたりしたりしたりした。