アクセス解析サービスの例外

ブログサービスにおいて、有料オプションとしてアクセス解析サービスがあったりする。一方、ブログパーツを付けるのは無料だったりするので、ブログパーツが持っているアクセス解析サービスをその代替機能として使用している人も多いだろう。
だが、有料のサービスと無料のサービスでは違いが発生する。どのような違いかといえば「ブログパーツ」が読み込まれなかった場合に、アクセス解析を行えるか否かの違いだ。
ではブログパーツが読み込まれない場合とは、どのような場合か。代表的なものを思いつきで列挙する。
1.ブログパーツがブラウザにキャッシュされている。
2.ブログパーツがプロキシにキャッシュされている。
3.ブログパーツへアクセスできない。
 1)ブログパーツのサーバダウン
 2)ブログパーツのIPはプロキシがアクセス禁止対象としているIP
 3)ブログパーツのサーバからプロキシがアクセス禁止対象とされている
 4)ブログパーツのサーバからプロバイダがアクセス禁止対象とされている
 5)ブログパーツドメインをユーザがアクセス禁止対象としている*1
4.ブログサービスによって、特定のブラウザ*2からのアクセスに対してブログパーツが返されない。
重要なのは4だろう。主にフルブラウザ以外の携帯電話からのWebアクセスはブログパーツアクセス解析に引っかからないのだ。というわけで、日本という特殊な環境にいる以上、ブログパーツアクセス解析はそれほど信頼できない。あくまでPCユーザの傾向を知る上では有効だということを認識しておいたほうがいいだろう。

*1:たとえばhostsやファイアウォールをいじるなど

*2:imodeなどの携帯電話ブラウザ