安心の為の過剰反応

わからないということは不安なことだ。
古くは闇が不安の象徴だったように、人は認識外の事象に対して過剰な恐れを抱く。認識外の事象に発生する反応として、

  1. 「認識可能となるように調査する」
  2. 「何かにすがる」
  3. 「そのことは考えないか、自分に理解できる説に飛びつく」

などがある(今思いついた限りでは)。
1は科学的態度、2は宗教的態度、3は思考停止と言い換えてもいい。

二酸化炭素の増加に伴う、地球温暖化とその気候への影響はそれなりに確からしい事象であるが、何もかも温暖化のせいにする言説が近年多すぎではないだろうか。

去年より暑い⇒地球温暖化のせい
去年より寒い⇒地球温暖化のせい
大雨発生⇒地球温暖(ry
桜の開花⇒地球(ry
初雪遅い⇒地(ry

続く