ついに・・・

3月のコミック発売一覧を見ていたら、3/4にスティールボールランがとうとう20巻に到達するようだ。感慨深い。スティールボールランの20巻とは即ち、ジョジョが100巻に到達するということだ。ジョジョの奇妙な冒険は、第1部から第5部が全63巻、第6部にあたるストーンオーシャンが全17巻で、完結したシリーズで80巻発売されている。よって第7部の20巻で100巻に到達するわけだ。
昔、2010/5くらいの到達を予想したことがあったが、まあまあそんなに外れていないだろう。いま見返してみるとミナミの帝王の100巻のスルーっぷりは異常だった。
思えば、初めてジョジョをジャンプで見たときには凄まじい違和感を抱いたものだった。絵といい、台詞といい、少年漫画ではありえない。座ったままジャンプする変なおじさんやら、一瞬の思考を何ページにもわたって記載するため時間の感覚がマヒするところや、ベーマガにやたらパロディが掲載されていたことやら、当時少年だった私に強烈なインパクトを与えた。
まあ、インパクトだけで実際に作品世界にはまったのは連載開始から5年くらい経過してからだったが。
はまってしまうとこんな面白い漫画はそうないことに気付く。変なおじさんに見えていたツェペリが、異常にかっこよかったり、作品内で経過している時間のブレが激しいことに、読み手として慣れてしまえば、その表現に病みつきになってしまったり。
まさか100巻に到達するとは、連載当初だれが予想しただろうか。
本当に素晴らしいことだ。おめでとうございます。