検索エンジン

Googleをはじめて知ったのは、今は亡き「ムーノーローカル」においての記述であった。おそらく2000年の夏ごろではなかったかと記憶している。初めて使った時から興奮したものだ。ムーノーのrhyme氏曰く「Googleで検索すると見たこともないサイトが引っかかる」。日本でGoogleが「布教」されたのはrhyme氏(現さやわか氏)の取り上げによるところが多かったものと推測される。

Googleにお世話になったことは数知れない。※SQL文だけで順位付けを行う方法(同順位の処理があるため、単純にソート⇒順位付けとはいかない)をGoogle越しに発見したときはひたすらに感謝した。

かつて、CSJ(サイバースペースジャパン)が一瞬だけ「日本版YAHOO!」を名乗っていたころ(証拠)、検索エンジンというものは使えたものではなかった。なにしろ情報が出てこない。その当時の検索エンジンとは、似たような情報が載っている場所を探し、そのページが持っているリンクをたどるための道筋でしかなかった。Yahoo Japanが登場したときも所詮登録数の多いだけのCSJであって、全く魅力を感じさせるものではなかった。

この状況においてそれを最初に覆したのはgooである。gooは自動的に情報を収集することによって、膨大なインデックスを持ち、人々の期待にある程度こたえた。ただしノイズも多く、そのページが引っかかった理由が全く理解できないことがままあった。

その点Googleは圧倒的であった。登場時から「ノイズが少なく、インデックスが膨大」であるという圧倒的な(桁違いな)検索力を見せつけた。
今後、Googleを超える検索エンジンは出現するだろうが、桁違いでなければ意味がないし、使用されないだろう。

SQLだけで順位をつけるには、自分より大きい値のカウントを行い、それに1を足せばよい。同順位がある場合でも問題なく順位付けが行われる。