そしてshareへ

winnyによって取得したデータを、拡張子チェックせずに実行してしまったせいで、ウィルスに感染し、いろいろな情報を漏らしてしまう事件が続発している。
そもそも、ネット上からDLしたEXEを安直に実行してしまうことと、同じPCに致命的なファイルを置いておくことが問題なのである。
winnyが悪いという意見を聞くが、本件に関しては

1.ウイルス作成者が悪い。
2.ユーザが悪い。
3.ユーザをあおるだけで危険性を十分認知させない一部の雑誌が悪い。
4.winnyが悪い(特に不具合的仕様が放置されている状況が)。
5.そもそも、一回も実行していないファイルを実行する場合に、警告しない(または警告するように設定できない)Windowsが悪い。

の順番であって、winnyを使うなと叫ぶだけでは状況は改善しないだろう。
むしろ、過密に報道されることで、情報リテラシが低いユーザが増えるのではないか。
winnyが危ないみたいだからshareにしようとか考えている人は非常に多そうだ。

さて、このような事態に対して有効な個人的対策は何か?
それは、個人情報をできるだけ明かさないことだ。懸賞なんぞ論外だ。あまりにも安売りな店から、ネット経由で物を買うのもよろしくない。楽天kakaku.com辺り経由で物を買うのは最悪だ。ヤフオクもやめておいたほうがいい。現在の状況で何処から情報が漏れても全く不思議ではない。