なにが面白いって「アネハ」なる名前が一番面白いと思うが、それはそれとして。

長期的には工夫というものは、多大な影響を及ぼす。しかし即効性は無い。トヨタの景気がとてもいいのは、工夫の積み重ねによるものであり、一朝一夕にあれだけの高利益体質になったわけではない。

増税について、「まずは無駄遣いを減らせ」なる論は一見妥当だが、それは工夫が短期的にもたらす効果が軽微であることを無視した意見である。無駄遣いを減らす工夫をして、増税が始まるまでのインターバルに、その無駄遣いの削減を圧倒的に上回る利息が発生するのは、火を見るより明らかだ。むしろ率先して増税を検討するべきだと思う。

私は消費税以外の税金を高いとは思わない(所得が低いから・・・うるさい)。

郵政選挙とは即ち、大きな政府を指向するか、大きな政府を指向するかの選挙であった。小さな政府が選ばれたことはいうまでも無い。そして小さな政府とは、税金を抑え、サービスを減らす政府である。耐震強度偽造マンションについては国が補償すべきでない。

少なくとも自民党に投票した有権者は、この問題に対して国に責任を求めるべきでない。

とか思った。