2005-05-23 救いの無い物語 読書 たとえば貴志祐介の「青の炎」。たとえば東野圭吾の「白夜行」。たとえば宗田理の「13歳の黙示録」。後味がすさまじく悪い。少なくとも、作者が作品を通じて何かを訴えようとしているのであれば、後味の悪さは全く否定されるものではない。後味の悪さのみを目指しているのならば、否定されるべきであるが。とか思った。ちなみに上記3作品は全て傑作だ。