東野圭吾

ブームが到来だ。
実力は最高クラスであった割に全く賞に恵まれなかった作家であるが、ようやくこのミス1位、直木賞(遅すぎる!)を受賞。白夜行のドラマ化(個人的には不可能だと思うがきっと作中の裏を見せるんだろう・・・ってそもそも読者に神の視点を与えないことで成立している話なんだから、それはアリなのか?でも見せ方としてはそれしか考えられないしなあ。通俗的なツマラン話にされちゃうんだろうな。それにしても白夜行の文庫本の売れ行きはすさまじい、在庫切れまくり)も追い風となって、文庫うれまくるんだろうな、と思った。そして売れまくった文庫の面白さが更に追い風となって、「天空の蜂」について映画化の話が持ち込まれ、一部企業に目の敵にされ、女性週刊誌にあること無いことかかれて叩かれまくり、マスコミ不信になり、それでも質の高い話を書き続け、熱狂的なファンを作るが、一部が問題行動をおこして更に叩かれ、書くのをやめたりしないか心配だ。