シンボリックリンクがメタボリックシンドロームに見えた今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
デカスロンの文庫を呼んで思ったゼネラリスト的スペシャリスト(あるいはその逆)の話
デカスロンという漫画がある。十種競技を題材とした作品だ。
これを読んで思ったのは十種競技の競技者はスペシャリストか?ということだ。
ゼネラリストといえば、複数の分野で一定以上の知識や技能を持った人を指すと思う。
コンピュータ系の技術は細分化されているため、その中で複数分野について一定以上の知識を持っていれば、ゼネラリストと呼べるのではないか。
技術力の総量が圧倒的に多くても、ある一分野について突出して秀でていなければ、スペシャリストと呼ばれないのだろうか。
たとえば、あるシステム保守系技術者が、WindowsもLinuxも、ExcelもwordもAccessもAdobeAcrobatも、SQLserverも、TCP/IPもEthernetも無線LANも、ApacheもIISも、HTMLもJavascriptもCSSもXMLも、すべてにおいて平均的技術者より技術力がある場合(偏差値でいったら60くらい)、その技術者ははたしてスペシャリストといえるのだろうか。
おそらく、こういう技術者は重宝がられるだろうが、スペシャリストとは見られずゼネラリストとして扱われると思う。
しかし、「システム保守系」という分野において上記技術がすべて一定量必要とされており、その必要量をすべてオーバーしているのであれば、システム保守系技術のスペシャリストと呼んでも差し支えないのではないか・・・とか思った。