VGAが死ぬ年

必要十分すぎてなかなか更新されない技術というのがある。古くは「FDD」「PS/2ポート」「IDE」。最近でいえばBIOSなんて技術がそれにあたるだろう。んで、今年気になる技術はVGAだ。
今更ではあるけれども、PCから急速にVGAポートが消えつつある。個人向けのPCでは顕著だ。
企業向けも安心していられない。2010年にIntelAMDが「2015年までにVGAのサポートをやめる」と宣言している通り、すでに企業向けでもVGAポートを搭載していないPCは着実に増えつつある。
たぶんお役所とか、中小の企業では「プロジェクター」や「ノートPC」なんてものはそう簡単に更新するものじゃなくて、10年前から使っているプロジェクターやら5年前から使っているPCは、潜在的に大量にある。古いプロジェクターやPCには当然HDMIポートがついてないし、新しいPCにはVGAポートがついていない。
新しいPCを買う際には、そろそろVGAポートの有無を意識したほうがいいし、そろそろVGAしかついてないプロジェクターは更新したほうがいい。HDMIVGAを変換するアダプターとかも売られているから、まだ回避はできるけれども。