会社で配布されたPCが、スペックのわりにパフォーマンス悪い。正確にはパフォーマンスが激悪な時*1があるといった感じなのであった。
まあ、それでも激悪な時(10分くらいか)を乗り切ってしまえば、その後は安定するので、多分ウイルス対策ソフトかMDMのエージェントが一時的にパフォーマンスを奪っているんだろうと思っていたのであった*2。
本日、PCを起動して作業しようとしたところ、エクスプローラでマイドキュメントが開かない状態になっていた。エクスプローラの問題かなと思い、エクスプローラを再起動してみたのだけれど、マイドキュメントを開こうとすると、いわゆる「応答待ち状態」になって、いつまでたってもマイドキュメントの内容を表示してくれない。これはさすがにシャレにならないし、仕事にもならない。ということで原因を調べてみようと思い、いろいろチャレンジしてみたのだった。
効果ないチャレンジをいくつか実施した後に、コマンドプロンプトを「管理者として実行」で立ち上げて、「SFC /scannow」を入力してシステムファイルをチェックさせたところ、チェック中に突然エクスプローラが息を吹き返し、マイドキュメントが見える状態になったのであった。終了したSFCは「ファイルを1つリカバリした」というメッセージを残してくれたのであった。
なるほど、システムファイルが壊れていたのが原因で、エクスプローラがだめになっていたのか、ということでログからリカバリされたファイルを確認してみたところ、なんとショートカットファイルが壊れていたことが判明した。いやいや、ショートカットファイルが壊れてもエクスプローラなんて壊れないだろと思ったのだけれど、おそらくは「マイドキュメントを表示するときに、エクスプローラが勝手にアクセスするショートカットファイルが壊れていて、エクスプローラに応答が返されなかったことによって、後続の処理が進まない状態になった」ということなのだろう。
ということで、実は私のPCで発生していた「パフォーマンスが激悪な時がある」というのは、「PC内の何らかのプログラムが、この壊れかけのショートカットファイルにアクセスしに行った際に、応答が返ってこなくて発生していたのではないか」、「本日本格的にショートカットファイルが壊れ、エクスプローラにまでその影響が出たのではないか」ということが推測されたのであった。
さて、ここからがこの話の恐ろしいところで、同時期にPCが配られた同僚に話を聞くと、「パフォーマンスが激悪な時がある」という現象は共通しており、またSFCコマンドを実行してみると、いずれのPCも同じファイルがリカバリされたのだ。OSライセンスを確認したところボリュームライセンス(VL)であったので、このPCはマスターとなるPCを作成して、複製して展開する手法「イメージコピー」で構築されていたということだ。
ということは、このショートカットファイルは「マスターPCのイメージ」の時点で壊れかかっており、壊れかかったまま複製され、「パフォーマンスが激悪な時がある」PCとして社内に流通してしまったのではないかということだ。まだ社内だったからよかったけれど、客先のPCのキッティングを依頼されたときに、これをやってしまったら取り返しがつかないことになっちゃうなと思ったのであった。
この件は引き続き調査するつもりだけれど、今のところ2つの教訓を得た。
①マスターとするPCはマスター化の直前でSFCコマンドを実行しておいた方がよい
②パフォーマンス悪いと感じたら、有無を言わさずSFCコマンドを実行するとよい
いやはや恐ろしいね。