1年くらい前の話
経緯:
自宅でiPadが見当たらず、iCloudで探したところ、その日たまたま買い物をした渋谷にあることが判明した。SIM入りのiPadなのでGPSがついており、iCloudで詳細な位置は判明したものの、どう考えても立ち寄っていない場所を指している。その指し示す場所にいってみたものの、やっぱり「どう考えてもそんなとこにねーよ」*1という場所を指しており、しかも全く移動しない。個人が持ち帰ったりしておらず、どこかの事務所に置かれているのだろうと推測できたけれど、そもそも立ち寄っていない場所なので、どこの事務所に置かれているのかわからず、交番に紛失届を出して帰るしかなかったのだった。
翌日夕方、iCloudで検索したところ、100m程度移動していた。その時に気づいた。なるほど、これは「地下鉄構内」にあるのだと。地下にあるのなら、地上から見てあり得ない位置を指すのもわかるし、100m移動しているのもわかる*2。GoogleマップなりAppleの地図がいくら高性能だろうと、渋谷の地下マップを重ねて表示してくれるわけではない。あり得ない位置にあるのはおそらく地下事務所にあったのだろう。そういえば地下鉄渋谷駅でトイレに寄ったので、その時忘れたのだろう。
iPadを紛失した日は渋谷に「半蔵門線」で行ったので、東京メトロに電話しようと思ったのだが、東京メトロは電話受付時間を過ぎていた。忘れ物の問い合わせフォームから東京メトロに問い合わせをしたが、翌日全く応答が無い。よくよく調べてみると東京メトロは「遺失物は飯田橋に集約される」運用になっているらしいのだけれど、iCloudで位置を調べても渋谷から動かないのだ。
盲点だったのだけれど、地下鉄渋谷駅は「東京メトロ」と「東急電鉄」が両方乗り入れており、もしかすると東急電鉄側の事務所に保管されているのかもしれない。そこで「東急電鉄」に電話で問い合わせてみた。すると、iPadが東急電鉄で保管されていることがわかって、無事引き取りに行ったのであった。