正直ネジのほうが楽

4,5年前に購入したノートPCの、本体側電源コネクタが破損した。ACアダプタを刺しても充電が開始されないのだ。保守期限はとっくに過ぎているので、自分で修理することに。

PCはDynabookのRX73/VBRという機種なので電源コネクタをGoogleで検索したところ、Dynabookの中古部品を販売している会社(ダイナショップ)を発見。電源コネクタは約2000円くらいなのですぐに購入した。

んでもって、本日電源コネクタが届いたので、修理を開始したところ、ものの10分で修理が完了した。構造がシンプルで交換しやすい部品ということもあったが、一番大事なのはすべてねじ止めであることだ。

最近のPCは「いかにネジを使わないで組み立てるか」みたいなところに重点が置かれており、それはAppleのように「素人に分解されて台無しにされたくない」「ネジが美しくない」「修理を利益にしたい」とか、DELLのように「ドライバーが無くても修理可能としたい」「修理時間をできるだけ短くしたい」というメーカーの意思なんだろうけれど、「保守期間を超えてしまったPC」を使うようなこちらとしては、ねじだけで止められているのは非常にありがたい。だって、ねじ外せば分解できるんだから、わかりやすいことこの上ない。

言ってしまえば「Dynabookは商売が下手」ってことなんだろうけど、個人的にはありがたいのです。