タスクフルなエンジニア

フルスタックエンジニアという概念があって、個人的には憧れがあったりする。なんというか、構築予算5000万以下のシステム案件なら(納期を無視すれば)一人で作ってしまえるような感じのエンジニアの事だと勝手に思っている。

さて、話は変わるが今年の4月から技術者としての一線を退く事になって、このブログも更新頻度が壊滅的に下がった。マネージャーになれといわれてしまったのだ。そもそも私にマネジメントの素養なんて無いので、現在四苦八苦している。

そんな日々の中てgait試験を受けませんか?と別部署の課長から言われて、何とはなしに受験してみた。結果は685点でシルバー認定だった。受験して思ったことは、この試験で事前勉強無しに高得点取れる人は、フルスタックエンジニアと呼べるんじゃないかという事だった。

知識問題しか出題されない試験だが、非常に範囲が広いわりに、問題内容が「少しその技術触ってました」ではとても解けないレベルが多く、また問題もそれほど古びていない。というか、oracleDBとsqlserverlinuxwindowsサーバーとJavaApacheとネットワークとセキュリティが実装レベルで問われるとか意味が分からない(褒め言葉)。

確かにこのテストで高得点なら、それなりに技術力は高い事が推定されると思った。もちろんフルスタックエンジニアとしての技術力だ。

技術の一線は離れたが、この試験を受けることで少し技術者としてのモチベーションが上がってきた。どこまで可能かわからないが、技術のわかるマネージャーを目指して行こうと思ったのであった。

というわけで、マネージャーになってしまったシステム系技術者は自らを客観視する為にGAIT試験を受けてみる事をお勧めする。