不便さを訴える人は大切にしておけ

日本の生産性が低いと言われて久しい。個人的には、過剰品質だから生産性が低いんだと思うが、その他に人材の流動性が低いこともあると思う。

生産性は、不便な環境では当然低い。人が不便さを感じるのは、便利な環境からの落差が要因であることが多くて、その便利な環境との落差っていうのは、人材の流動性が高ければ高いほど見つかりやすい。

問題っていうのは、見つけるのが大変で、見つかってしまえば、解決方法はすぐ見つかるのだ。

人材の流動性の低さは、一朝一夕で変わる話ではないので、他に不便さを訴える人を探すと、2タイプ見つかる。勉強家と天才だ。勉強家は便利さの事例を勝手に探して、その事とのギャップで不便さを訴える。天才は不便さにナチュラルに気づくタイプ。いずれにしても、レアキャラだ。不便さを訴える人がいて、その不便さが「解決に値するもの」であったなら、解決しましょう。解決することが、不便さに気づく人を大切にすることになります。それが生産性を上げることになるとか思った。