MCPの取り方

MCPマイクロソフト製品の知識を問われる資格で、まあそれなりにIT系では認められている資格だったりする。
MCPを取るにはそれなりのコストがかかる。まずは「受験料」と「会場までの運賃」が最低限かかるだろう。まあ、その辺はどうにでもなると思うが、問題は「受かるだけの知識を身に着けるコスト」だろう。当然コストが高ければ高いほど受かりやすくなる。かかるコストには「時間」と「金額」があって、この2つはトレードオフの関係にある。
で、知識の身に着け方にはいろいろあって、その辺をまとめてみようと思う。

1.鳴くまで待とうホトトギス作戦
 MS製品を少しずつ勉強し続けて「特に頑張って勉強しなくとも受かる」レベルまで待つ、という方法がある。このレベルに達すると、事前に少し参考書を眺めるだけで受かったりする。まあ、試験対策とは言えないだろうが、本来はこれが理想だろう。
2.鳴かせて見せようホトトギス作戦
 意識的に勉強するためにも方法がある。

  • 受験記を読む
    まずは、受験記を読む。すでに攻略法があるのだから、それを見ない手はない。
  • 赤本をしっかり勉強する。
    赤本が出ているなら、それをきっちり勉強しよう。基本的に試験範囲と一致している赤本があれば、完全にマスターすることで大体受かる。
  • 赤本がない
    赤本が出ていない場合は、受験記記載の参考書を購入して勉強しよう。
  • mstepを受講する
    マイクロソフトはmstepという、無償のテスト対策講座を開催している。座学の場合は品川で、オンラインの場合はどこでも受講できるので、非常にお勧めだ。mstepはパートナー企業であれば受けられるので、会社をパートナー企業にしてしまえばよい。最低ランクのパートナーであれば無償でなれる。
  • 対応する研修を受講する
    Microsoft University認定のコースを受講すれば、非常に簡単に合格できるだろう。しかし、研修の単価は4〜5万円/日なので、個人で受講するのはまず無理だろう。会社に働きかけて受講させてもらうべきだろう。
  • 赤本のワンチャンスに賭ける
    赤本は発売記念として「購入してくれた人限定で受けられるセミナー」を開催することがある。それを受けるというのが結構な近道である。翔泳社をチェックしておくのがベストだ。

3.殺してしまえホトトギス作戦

  • テスト対策を購入する
    WEBで探せば、テスト対策資料が購入可能だが、あまりお勧めしない。資格を取ることだけが目的になってしまうからだ。多分テスト対策を購入して受かっても、そこがMAXで、それ以上に成長はしない。1か月後には忘れてしまうだろう。さらにMSはそんな方法を認めていないので、リスクも大きい。ただし、コストは最低で済む。