イントラサイトにfaviconを

アイコンっていうのは非常に重要な役割を担っていて、それは「画像認識を時間短縮につかう」という合理的なものだ。アイコンを用意しておけば、よく使うアプリケーションはもちろんのこと、たまにしか使用しないアプリケーションもすぐに見つかったりする。アプリを探すときEXCELを緑でWORDを青で、IEを青いeの文字で無意識に探していないだろうか。
ブラウザのお気に入り機能でも、当然アイコンが使用されていて、それは「favicon」と呼ばれている。faviconは、そのサイトをお気に入りでパターン認識しやすいように、サイト管理者があらかじめ用意しておくものだ。faviconをWEBサーバ上の特定ディレクトリに置いておくと、ブラウザでアクセスされたときに自動的にダウンロードされ、お気に入りへの追加時それがアイコンとして採用される。
イントラ内でWEBアプリを構築する時に、最も心がけていることが、必ずサービス提供開始時faviconを用意することだ。デザイン力は全くないが、イントラサイト向けのアイコンに高いデザイン性は必要ない。それよりもわかりやすいアイコンであることが重要だ。
最近のWindowsは、WEBサイトへのショートカットを作成すると、faviconをアイコンにしてくれる。デスクトップにショートカットを作成すればいきなりfaviconが表示される。そしてアイコンはアクセス時間を短縮してくれる存在だ。だからこそ、イントラのWEBアプリこそfaviconが必要なのだ。ここで手を抜くと、「webサイト使用人数×webサイトアクセス短縮時間×webサイト平均使用回数」の時間が無駄に使われてしまう。
faviconはイントラサイトで無視されがちだけど、効果はばつぐんだ。作っていない人は是非作って、設置してみるといいんじゃないだろうが。