ExcelVBAの学び方

ある程度プログラミングを行っている人には、ExcelVBAは強力な武器になる。なんせPCにExcelがインストールされているだけで使用できる。
Excelはデータのリフォーマットを行うのに最適なツールだ。例えば標準で「ソート」「抽出」「計算式によるデータ変形」が行える。
しかし、「計算式によるデータ変形」には限界があるし、見栄えの修正は基本的に計算式では行えない*1
VBAさえ使えてしまえば、オートリフォーマッタとしてのEXCELは最強に強まる*2
例えば「住所録からはがき印刷イメージをつくる」とか、目次用のデータをリフォーマットして目次を作成するとか。任意のディレクトリ直下にあるEXCELファイルの全ヘッダ/フッタを一括で削除または置換するとか。
ExcelVBAはどのように覚えればいいのだろうか。
以下プログラミングの心得がある人用に記述する。心得がない人にはおすすめしない。理由はこの辺

  1. EXCELの「マクロの記録」という機能では、自分がEXCEL上で行ったことをVBAコードとして保存している。また、この保存されたコードは閲覧や修正が可能だ。この機能を使うことで「EXCELのシートに大してのアクション」をどのように記述すればいいか、学習できる。たとえば、「シートの新規作成」「セルへの計算式入力」などは、記述方法をリファレンスで調べるより、マクロ記録をおこなって記述方法を調べるほうが簡単だ。
  2. 条件分岐や繰り返し等の基本機能は、当然VBAでも存在するので、その辺はリファレンスで調べれば良い。

*1:条件付き書式を除く

*2: (c) スタパ齋藤