新技術を扱うと見えてくるもの

自分にとって新しい技術を扱う場合、必ず壁に当たる。場合によっては、あまりにも原因不明な事象が発生し手がつけられない状況に陥ることがある。そんな時、原因は熟知していると思っている技術にある場合が多い。
本日ajaxを用いていろいろ実験してみたが、それにあたって、どうしても取れないバグがあった。ajax的な記述には何の問題も無いはずなのだが、意図した動作をしない。原因は、ブラウザの挙動*1の問題だったり、ブラウザの不具合*2だったり、単純なタグIDの記述ミス*3だったりした。知らない部分であるXMLHttpRequest関係のところは、問題なく動作していたのだ。
常日頃扱って慣れているような部位は「慣れたことをやっている場合」には疑いの対象となるが、「はじめてやることがある場合」には疑いの対象から無意識に除外してしまうようだ。

「高名の木登り」を思い出したことであった。

*1:同じGETリクエストで、2回目以降DB上の値を修正し、テストすると変わるはずの値が変わらない。IISログをみてGETリクエストが発生していない事を確認。キャッシュ周りと当たりをつけて検索したら判明した。

*2:Select要素にリクエストの結果をinnerHTMLしようとしたが出来なかった

*3:よくやる