ddのWindows版が死ぬほど使える件

最近のBSDやらLinux環境では、ほぼ確実に存在するコマンドにddコマンドがある*1
そのddの機能縮小版としてこちらのアプリ(ddforwindows)をよく使っている。早い話が、フラッシュ系メモリを物理コピーするツールだ。CF上にLinuxを乗せているような組込環境で、環境の丸ごとコピー&保存が可能なので超便利だ。
ただし機能が限定されすぎていて、本来のddコマンドのようなHDDのコピー、HDDイメージ保存、CDをISOへ的なことができない。と思っていたら、Windows上でコマンドベースでdd可能なdd for windowsとかいうアプリがあるじゃないか。

早速バイナリ(現時点でV0.5)をダウンロードして、「c:\windows\」ディレクト*2にコピーし、コマンドプロンプトからCDをISOにしてみたところ、

dd if=\\?\Device\CdRom0 of=c:\temp\disc1.iso bs=1M

あっさりとISOが出来上がった。出来上がったISOを最近フリー化されたexplzhで解凍すると、確かにISOだった。

当然Linuxとは、デバイス名が異なっている。「/dev/hdc」とかではなくて「\\?\Device\CdRom0」という名前のようだ。windowsのデバイス名がわからん!ざわ・・・ざわ・・・とか思ってよく見ると、

dd --list

で現在接続されているデバイス名がみえるぢゃないか。あはははは。こりゃ父ちゃん一本とられたワイ。ということで、今度HDDコピーをやってみようと思う*3

*1:昔からあったのかもしれないが知らない

*2:むしゃくしゃしてやった。パスが通っていればどこでもよかった。反省はしていない。

*3:でもconv=sync,noerrorとか無いな・・・デフォか?