数学(または論理学)教育の必要性

ある集合Xの一要素を取り出す。
その一要素は特徴Aを持っていた。
その特徴Aはある集合Xの要素すべてに当てはまるか?

答えは否(というより判断不能)だ。

たとえ話で言えばこうだ。

ある会社に勤めている「大谷」さんは、ラーメンが好きです。
その会社のすべての社員は、ラーメン好きでしょうか?

当然「わからない」としか答えようがない。

集合の条件と、要素の特徴に関係があるかどうかは
調査しなければわからないのだ。

調査せずに、関係を断ずることこそ、「偏見」というものの正体である。
血液型性格診断なんぞは、その最たるものだ。
最近、この血液型性格診断をテレビでよく見かける。
なんというか・・・