意図的に

商売のネタになりそうな話を、裏付ける為、論文や監修者を引っ張ってくる場合もある。たとえばマイナスイオンだ。どう考えても、全く効果がないにもかかわらず、効果があるという論文や学者を引っ張り出してくる。羊頭狗肉
論文はだれでも提出できるし、誤った学説を唱えている学者も山ほどいる。”どれだけ認められているのか”というのが主題であるべきだ。
なんで、空気中に幾らも存在しないマイナスイオンが血液をサラサラにし、精神を休め、血圧を上げたり下げたりするんだ!なんでトルマリンが常に帯電しマイナスイオンを発生するんだ!前者は万能薬であるし、後者は永久機関だ。
アホか。
少なくとも、一般的に流布しているマイナスイオンの効能はプラセボか信仰だ。この状況を作り出したのは主にテレビ局である。テレビの情報は極めて嘘が多い。意図的に嘘を流せば儲かる企業が存在するからだ。健康に新情報が現れたら、まず自ら調査しよう。怪しい情報を怪しいと見抜く目を持った人物は必ずどこかに存在するから。

  • 教訓1.万能薬は存在しない。
  • 教訓2.永久機関も存在しない。